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マコモって知ってます?
06th 10月 2009
皆さん「マコモ」または「マコモタケ」って知っていますか?
中国語で「茭白」(もしかすると1文字目が表示されないかもしれませんが草かんむりに交と書きます)でジァオ_バイと読むのですが、中国でも高級野菜として大変珍重されています。
そんな珍しい野菜が新潟県下、主に川口町や十日町市、柏崎方面を中心に栽培されているとのこと。実は昨年もこの時期たまたまスーパーに並んでいたものを購入し使ってみました。輸入品の物より柔らかく甘味があり非常に魅力的な食材でした。
そこで今年はただ並んでいる物を買うのではなく、直接育てられた方にお会いしてその現場を取材させてもらおうと考えました。
八百屋さんに聞いたり、ネットを駆使してみたところ川口町が県内マコモ栽培の先駆地域らしいとのこと。早速川口町役場に問い合わせたところ産業振興課の方が農家の方に問い合わせてくださいまして、2日後に会う段取りをしていただきました。
当日、店の定休日を利用しカメラマンともう一名と共に一路川口町へ。役場を訪れ役場の方と共に生産者さんの下へと向かいました。
覚張豊昭さんは川口町でマコモを育てている方たちの中でも特に熱心な方で、かれこれ8年目になるそうです。
(写真中央の方が覚張さん 右の方は川口町産業振興課の綱さん)
早速畑(※)に案内して頂くことにしました。
※(というより田んぼと言った方が正解でしょうか。マコモはイネ科の植物で、主として休耕田を利用して育てているそうです。)
でこれがマコモの全体像です。
2m位あるけっこう背が高い植物です。
やはりイネ科なのか1株づつ集まって育ってます。
茎の下部の1部が大きくなっています。
そこを切り取ると
これで出荷状態になります。使うときはさらに皮をとってから調理します。
さらに山間の方の畑へ案内してもらいました。
元は棚田だったところをマコモ用に利用しているとのこと。
またここに着くまでに利用されてない田んぼがありました。中越地震の際崩壊して利用出来なかった所で、それでも来年はそこから3箇所マコモ用に使用するとのことでした。
実はここを訪れたのは先月上旬で(マコモが)辛うじて少し出来てたくらいでした。本格的な収穫は下旬以降とのことで、今回はこれにて終了でした。
そして約1月後の木曜日再び川口町を訪れました。
覚張さんに早速畑に案内して頂きマコモを拝見。
確かに前回は育った物を探しながらお話をお聞きしたのですが、今回は至る所で大きく育っていました。
また今回は採り方をレクチャーして頂き自分で収穫することに
包丁は使い慣れてますが鎌はなかなか使えず手間取りましたが
と何とか収穫することが出来ました。
気になるその他の部分ですが、そのままほおっておき冬をこすと肥やしになるとのこと。巧く出来てると感心しつつも、これだけの手間が掛かることを考えるとやはり高級食材なんだなと感じました。
また連絡を入れると今度は送ってくださるとのことでした。
今回は収穫させていただくという貴重な体験が出来ました。
この場を借りて覚張さんと奥様、またご足労頂いた綱さんに感謝いたします。
さて、収穫しましたマコモ、実はもう風雅のオススメメニューとして登場しております。
こちらがマコモと豪州産牛肉の炒め、味付けはオイスターソースになっております。
こちらはインド洋産紫イカとマコモの炒め、味付けは四川独特の「魚香」というピリカラな味で共にシンプルなマコモにぴったりです。
国内物は秋しか手に入らず、また県内物となるとまた美味しいマコモをぜひご賞味ください。
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